ネットワーク基盤の最適「改善サイクル」

 昨今の通信ネットワークは、トラフィックの種類や量が変化するだけでなく、ユー
ザーの移動、サーバーの分散、さらにはネットワーク基盤自体もダイナミックに変化
するようになってきた。時間とともに変化するネットワークをどのように改善するか
は、ネットワーク担当者の新たな課題となっている。

 ネットワーク基盤の改善サイクルは大きく分けて、

◆設計・最適化
◆構築・展開
◆監視
◆解析

の4つのフェーズに展開できる。メトリック(測定指標)による監視には、計測用の
フローを定期的に送り込んで監視する「アクティブモニタリング」(能動的監視)が
適している。一方、状況分析に向くのは、トラフィックや機器の稼働データを取り込
んで監視する「パッシブモニタリング」(受動的監視)だ。

無駄のない設備投資で効果を上げる、ネットインフラ改善サイクルの回し方 - ホワイトペーパー:日経クロステック Active