無償版ESXi パフォーマンスチャート

無償版のESXiではvSphere Clientで見ることができるパフォーマンスチャートが
過去1時間の(ポイントは20秒ごと)データしか見ることができない。
sshで設定ファイルを書き換えることにより36時間(5分毎)のデータを参照できるようになる。

1.ESXiのsshを有効化
2.(場合により)sshで外部から接続できるようにESXi-FWの設定を変更
3.rootでログイン
4./etc/vmware/hostd/config.xmlのhistoricalStatsEnabled タグの内容をfalseからtrueに変更する。
config.xmlはviで書き換えられる。(念のためconfig.xmlをコピーしておく)

true

5.「services.sh restart」コマンドででサービスを再起動またはホストを再起動。(注意:vSphereClientとの接続は切断。SNMPエージェントを有効にしている場合はWarmStartする。またゲストの自動起動・停止が設定されていると動作しちゃうかも?)
5.vSphere Clientのパフォーマンスタブで、「チャートオプション...」を開く。
ダイアログの左側のチャートオプションから「Past day」が選択可能になるので、これを選択し、「チャート設定の保存...」で適当な名前を付けて保存する。

参考URL:
ESXiでパフォーマンス履歴を過去1時間だけでなく過去36時間(5分毎)を追加する。に関するメモ | 奈酢美の部屋 別館
http://nsb.homeip.net/wp/?p=1126

無償のVMware ESXiで、パフォーマンス チャートの表示期間を延ばす方法
http://pgkiss.web.fc2.com/vmware/esxi-longer-log.html

VMware KB: ESX および ESXi のマネジメント エージェントの再起動について
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_us&cmd=displaykc&externalid=1037058