http://www.overclock.net/intel-cpus/341123-intel-bsel-vid-mod-guide.html
http://img218.imageshack.us/img218/9826/e4300mod1024x768uf0.png
http://zak.spaces.live.com/blog/cns!5869D36F23231654!5075.entry
http://chronos.mentai.org/2001/d010211.htm
http://xtreview.com/addcomment.php?id=574
ASRock 775Dual / 4CoreDual-VSTA 19枚目
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1216313124/
540 :Socket774:2008/09/06(土) 00:42:42 ID:MT1D0fET 775Dual-VSTA(改造BIOS 3.13c) + VID MOD済みE5200@3.44G(275*12.5) + DDR2 512M*2(1:1 4-4-4-12 1T 4-way Dual)で Prime95 25.6 24時間 ttp://nukkorosu.80code.com/img/nukkorosu5777.png 洋π1Mは17.969s #定格の2.5G(200*12.5 3:4 4-4-4-12 2T 4-way Dual)では23.4s程度 ttp://nukkorosu.80code.com/img/nukkorosu5778.png 32Mは18m 30.109s ttp://nukkorosu.80code.com/img/nukkorosu5779.png 手元のE5200はMSR 0x000000CE edx = 0x001A4C1F(min VID:1.1500V / max VID:1.2125V)で455氏と同じ これをmin VID:1.3500V / max VID:1.4125VになるようにVID MODを実行(後述) ただし実際のコア電圧はMODされたVIDに比べて結構低下が大きくて BIOS画面では1.370V〜1.387Vの間で振動(1.387Vが表示される時間の方が長い) XP SP3上でmax VIDの時CPU-Z 1.47読みで アイドル時:1.376V〜1.392Vの間で振動(1.376Vが表示される時間の方が長い) 高負荷時:1.328V〜1.344Vの間で振動(1.328Vと1.344Vが同程度表示される) のような状態 ちなみに洋π8MまでならこのVID MODで3.75G(300*12.5 1:1 4-4-4-12 2T 4-way Dual)も可 1M:16.783s ttp://nukkorosu.80code.com/img/nukkorosu5780.png 8M:3m 26.918s ttp://nukkorosu.80code.com/img/nukkorosu5781.png 8M以下は数回繰り返しても安定して結果が出るが16Mと32Mは開始後4分程度でエラーが出て強制終了 Prime95は瞬殺 あと3.5G(280*12.5 1:1 4-4-4-12 2T 4-way Dual)では Prime95が最長3時間程度で片コアのみエラーで停止して長時間継続できず 541 :Socket774:2008/09/06(土) 00:44:02 ID:MT1D0fET VID MODの方法 #VID MODは原理を理解した上で実行しないと予期せぬ値のコア電圧が供給されて最悪の場合ハードウェアの破損につながるので #以下の内容が理解できない人は手を出すべきでない 今回試したE5200は前述の通りMSR 0x000000CE edx = 0x001A4C1F (min VID:1.1500V max VID:1.2125V)で Intel(R) Pentium(R) Dual-Core Processor E5000 Series Datasheet ttp://download.intel.com/design/processor/datashts/320467.pdf の15ページのTable 2.を見てみると 1.2125V 01000000 1.2000V 01000010 1.1875V 01000100 1.1750V 01000110 1.1625V 01001000 1.1500V 01001010 のように上4桁が"0100"固定で下4桁(実際にはVID3,2,1)が変化している 他の*.*500 〜 *.*125のVIDレンジも上4桁が固定で下4桁が全く同じ変化をしているので これを利用すると0.1V単位でVIDレンジ全体を整合性を保ったままシフトできる ttp://nukkorosu.80code.com/img/nukkorosu5782.png また VID0 常に0 VID1 他のVIDの値を固定して値を変化させると±0.0125V VID2 他のVIDの値を固定して値を変化させると±0.025V VID3 他のVIDの値を固定して値を変化させると±0.05V VID4 他のVIDの値を固定して値を変化させると±0.1V VID5 他のVIDの値を固定して値を変化させると±0.2V VID6 他のVIDの値を固定して値を変化させると±0.4V VID7 他のVIDの値を固定して値を変化させると±0.8V となっていることも読み取れる(0→1でマイナス/1→0でプラス) VIDの値はマザーボード側のVIDピンがグラウンドレベルかどうかで判定されるので アルミテープ等でVIDランドとVSSランド(グラウンド)をショートさせてやると強制的にそのVIDの値が0になり(プラス方向のMOD) ビニールテープ等でVIDランドを絶縁してやると強制的にそのVIDの値が1になる(マイナス方向のMOD) 542 :Socket774:2008/09/06(土) 00:45:16 ID:MT1D0fET (続き) 以上のことを用いると ・1.1500V〜1.2125V → 1.2500V〜1.3125Vにする場合 (全体を+0.1V) VIDの上4桁"0100"を"0011"に変えてやればいい(VID6を1→0で+0.4V/VID5を0→1で-0.2V/VID4を0→1で-0.1V)ので VID6をVSSとショートさせてVID5,4を絶縁する ・1.1500V〜1.2125V → 1.3500V〜1.4125Vにする場合 (全体を+0.2V) VIDの上4桁"0100"を"0010"に変えてやればいい(VID6を1→0で+0.4V/VID5を0→1で-0.2V)ので VID6をVSSとショートさせてVID5を絶縁する ※以下は未検証 ・1.1500V〜1.2125V → 1.4500V〜1.5125Vにする場合 (全体を+0.3V) VIDの上4桁"0100"を"0001"に変えてやればいい(VID6を1→0で+0.4V/VID4を0→1で-0.1V)ので VID6をVSSとショートさせてVID4を絶縁する ・1.1500V〜1.2125V → 1.0500V〜1.1125Vにする場合 (全体を-0.1V) VIDの上4桁"0100"を"0101"に変えてやればいい(VID4を0→1で-0.1V)のでVID4を絶縁する ・1.1500V〜1.2125V → 0.9500V〜1.0125Vにする場合 (全体を-0.2V) VIDの上4桁"0100"を"0110"に変えてやればいい(VID5を0→1で-0.2V)のでVID5を絶縁する 上記データシートの43ページのFigure 12.に実際のランド配列が載っているのでこれを参考にしてMODを行なう ただしデータシートに記載されている図は CPUをヒートスプレッダ側から見て裏側のランド配列を透過している状態になっているため(Top View) 実際にMODするランドは図を左右反転させた位置になることに注意 またVIDランドとVSSランドをショートさせる場合には隣同士でないと難しいので VID1,4 → AK5のVSS (VID4はAJ4のVSSでも可) VID2,5,6 → AM4のVSS VID3 → AL7のVSS を使うことになる ttp://nukkorosu.80code.com/img/nukkorosu5783.png ランドの間隔は1mmなので隣のVSSランドとショートさせるのに必要なアルミテープの長さは1mm x 2mm VIDランドを絶縁させるのに必要なビニールテープの長さは1mm x 1mm (ただしVID4,5を同時に絶縁させる場合は1mm x 2mmでまとめて絶縁可能) 543 :Socket774:2008/09/06(土) 01:16:49 ID:ye6ZhLnr 神が降臨してるよ・・・ 544 :Socket774:2008/09/06(土) 01:32:54 ID:3gkLoRr7 これはすごいな 545 :Socket774:2008/09/06(土) 01:35:25 ID:MT1D0fET 何か書き込みが上手くできなくなったので一度テスト 546 :Socket774:2008/09/06(土) 01:49:48 ID:AHu4VOmG 変体の神は凄いなw ヒートシンクは純正? 547 :Socket774:2008/09/06(土) 03:17:34 ID:MT1D0fET (>>542の続き) なおTable 2.を見ると1.2125V以下と1.225V以上でVIDの値が大きく変わっているので CPU固有のVIDレンジが1.2125Vと1.225Vをまたいでいるような場合やVID MOD後にそうなる場合は特に注意が必要 たとえばmax VID:1.225VのCPU(E5200でも報告あり)をmax VID:1.35VになるようにMODしようとすると CPU本来のVID MODされたVID 1.2250V 00111110 → 00101010 1.3500V ということでVID4,2をショートすればいい(VID4を1→0で+0.1V/VID2を1→0で+0.025V)ことになるが この状態でVIDが変更されると CPU本来のVID MODされたVID 1.2125V 01000000 → 01000000 1.2125V (変わらず) 1.2000V 01000010 → 01000010 1.2000V (変わらず) 1.1875V 01000100 → 01000000 1.2125V 1.1750V 01000110 → 01000010 1.2000V 1.1625V 01001000 → 01001000 1.1625V (変わらず) 1.1500V 01001010 → 01001010 1.1500V (変わらず) 1.1375V 01001100 → 01001000 1.1625V 1.1250V 01001110 → 01001010 1.1500V … のようになってMODされたVIDが1.3V以上になるのはmax VIDの時だけということが分かる このようにmax VIDだけに注目したVID MODを行なうとSpeedStep等でVIDがmax VID以外の値に変更された場合に 想定外の値のコア電圧が供給されて不具合につながる恐れがあるので SpeedStep等によるソフトウェア的なVIDの変更を行なわないように注意を払う(またはVIDを変更した際の値を熟知しておく)か VID1〜6を全部MODしてソフトウェア的にVIDが変更されても常に一定のVIDになるようにしておく必要がある またVID6をショートさせて強制的に0にするMODを行なった場合 ソフトウェア的にVID:1.2125Vを指定するとVIDが00000000になってCPUが停止してしまうので 必ず他のVIDの絶縁(強制的に1)と併用すべき 548 :Socket774:2008/09/06(土) 03:50:20 ID:WKKkSkpg 凄いな。作業済みCPUの裏を是非見せて欲しいわ。 549 :Socket774:2008/09/06(土) 03:57:16 ID:MT1D0fET (最後) #何かおかしいと思ったらROCK規制されてるみたいで #画像上げたサーバのURLがNGワードになってる可能性があるので #画像のURLは各自で補完よろしく 実際にVID MODを行なった状態 1.1500V〜1.2125V → 1.2500V〜1.3125V 5784.jpg 1.1500V〜1.2125V → 1.3500V〜1.4125V (>>540のベンチマークを行なった状態) 5785.jpg #画像を見れば分かる通りFSB800 to FSB1066のBSEL MODも同時に実行 E5200以外のLGA775版CoreMA系CPUでもVIDの定義やランドの位置は基本的に同じと思うけど 念のために該当CPUのデータシートでよく確認するように Intel(R) Celeron(R) Processor 400 Sequence Datasheet ttp://download.intel.com/design/processor/datashts/316963.pdf Intel(R) Celeron(R) Dual-Core Processor E1000 Series Datasheet ttp://download.intel.com/design/processor/datashts/318924.pdf Intel(R) Pentium(R) Dual-Core Desktop Processor E2000 Series Datasheet ttp://download.intel.com/design/processor/datashts/316981.pdf Intel(R) Core(TM)2 Extreme Processor X6800 and Intel(R) Core(TM)2 Duo Desktop Processor E6000 and E4000 Sequences Datasheet ttp://download.intel.com/design/processor/datashts/313278.pdf Intel(R) Core(TM)2 Extreme Quad-Core Processor QX6000 and Intel(R) Core(TM)2 Quad Processor Q6000 Sequence Datasheet ttp://download.intel.com/design/processor/datashts/31559205.pdf Intel(R) Core(TM)2 Duo Processor E8000 and E7000 Series Datasheet ttp://download.intel.com/design/processor/datashts/318732.pdf Intel(R) Core(TM)2 Extreme Processor QX9000 Series and Intel(R) Core(TM)2 Quad Processor Q9000 and Q8000 Series Datasheet ttp://download.intel.com/design/processor/datashts/318726.pdf 長くなって申し訳ないが以上 >>546 CPUクーラーはE2180付属の旧厚型アルミ芯リテールクーラー(Fujikura製ファン) 550 :Socket774:2008/09/06(土) 04:00:12 ID:MT1D0fET やはり*ukkorosuがNGワードだったようで…疲れたorz