MacでのProxy.pac利用方法(ブラウザ毎)

特定用途でMacにインストールしたGoogle ChromeでローカルストレージにあるProxy.pacを使用していたが

2019/02/15より突如としてProxy.pacが読み込まれないようになり色々調べた結果をメモ。

 

 

基本的に自動プロキシ構成(Proxy.pac)はシステム環境設定のネットワークにあるネットワークアダプターの詳細画面に設定する事になる。

 

ただしProxy.pacの場所によってブラウザ毎に読み込まれるかどうかの違いがあった。

 

Safariの場合=

http経由のProxy.pac: OK

ローカルストレージのProxy.pac: NG(条件付きでOK)

ユーザーディレクトリの配下にあるProxy.pacは読み込まない。

/Library/Frameworksの下にProxy.pacを置いたところ正常に読み込まれた。

Safariのセキュリティ上の制限として読み込めるディレクトリを制限している模様。

 

Firefoxの場合=

http経由のProxy.pac: OK

ローカルストレージのProxy.pac: OK

 

Google Chromeの場合=

http経由のProxy.pac: OK

ローカルストレージのProxy.pac: NG

 

おそらくChromeのアップデートかなにかで突然こうなったのだろうが

Chrome Proxy.pac loaded」とかで海外サイト含めて探したがよくわからなかった。

 

chrome://net-internals/#proxy からProxyに関する何かを確認できるようだけどよくわからんかった。

 

2019/02/13にデスクトップ版Chromeのバージョン72.0.3626.109がリリースされた。

https://chromereleases.googleblog.com/2019/02/stable-channel-update-for-desktop_13.html

GitのDiff見てもよくわからんね。

 

結局自分の解決方法としては、今まで通りChromeを使用したかったため

httpでアクセスできる場所にProxy.pacを設置することにした。(保守が面倒になったけど)

 

=====参考=====

Safariでプロキシ自動設定ファイル(.pac)が使えない

https://qiita.com/tkykmw/items/5824539d0841dee254bc

 

Macでproxy.pacを設定したいとき

https://qiita.com/siukaido/items/340f46e9bbc86887d218